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Bouncing Back to the Giants Stadium

まず最初に。FCTの間はデジカメの使用を制限されていたので、7日の動画は全然ありません。写真も大雨の中でカメラを出して故障したらやだな、と思ってほとんど撮らなくて、使い捨てカメラで少し撮るのみでした。というわけで7日のレポは画像が少なくて物足りないかもしれませんが、ご了承くださいねー。

Giants Stadium

↑よしさん、行きの飛行機から撮影成功!さすがビデオを片時も離さなかっただけあって
素晴らしい瞬間を捕らえてくださいました! 手前がステージですが、よく見ると
アリーナ最前セクションのイスはまだ並んでいませんね。
よしさーーーん、写真提供ありがとうございます!

Fan Club Tripへ出発

いよいよFCTの日が来た!朝11時にマンハッタンのホテルを出発し、タクシーでGS近くのFCTのホテルへ。タクシーの運ちゃんはイエローキャブの運転手にしてはニコニコ愛想の良い人だったのだけど、アラブ系で英語に癖があって、いまいち聞き取りにくい。日本食はおいしい、みたいなこと言ってた気がしたけど、半分くらいわからないので適当に相づちうってしまった。最初に「Secaucusまで何ドルかかりますか?」と聞いたらダッシュボードにあった本を取り出して金額を示してくれた。「プラス料金所で5ドルね」「オーケー、オーケー」どうやらボラれる心配はなさそう。一安心してリンカーントンネルを抜けてNJの高速を走るタクシーに身をゆだねる。Secaucusに入ったぞ、と思ったところで、タクシーが停まった。どうやら目の前の商店で道を訊くつもりらしい。マンハッタンのタクシーはNJの道を知らないとは聞いていたけど、やっぱそうなのね。戻ってきてまた走り出す。今度はガスステーションで停まって、また道を訊いている。「やっかいな客乗せちまったなぁ、とか思ってるかもねー」結局もと来た道をUターン。Plaza Dr.を探してるらしい。「あっちじゃない?」「いや、こっちだ」いつのまにか私たちまで道探し。やっと目的の道に着いたかと思うと、タクシーが停ったのはアメリスイーツの前。「ん?ノーノーノー!エンバシースイーツ!」「ヒアズエンバシースイーツ!」「ノー!アメリスイーツ!」「ノー!エンバシースイーツ!」「ノー!アメリスイーツ!」おいおい、漫才やってんじゃないんだよっ。私たちが首を縦に振らないので、運ちゃんは玄関に出ていた従業員に向かって大声で「エンバシースイーツ?」従業員のおねーちゃんは「アメリスイーツ!」すると運ちゃんは「ほら、エンバシースイーツって言ってるじゃないか」言ってないじゃんかっ!いい加減だな、ほんとによー!見かねたKさん、ガチャ!とドアを開けると従業員に向かって一直線。それを見ていた運ちゃん、何訊きに言ってんだよっ、とでも言うように不満顔。従業員がエンバシースイーツの方向を指さしているのを見てやっと納得したようだ。戻ってきたKさん、「あの黄色い建物よ!」「あー、オーケー、オーケー」やれやれ。

そんなこんなでエンバシースイーツに到着。すでにBJファンでごったがえしている。うわー、なんだか圧倒されちゃうなー。なんてったって私たちは新入生みたいなもんだもんねー。ふと前方に目をやると見慣れた外国人が一人。ああ〜!テレビで良く見るDCさんじゃないですか!ええ〜、なんでこんなところに?そういえば東京ドームで目撃情報があったっけ。後で聞いた情報によると奥様が熱烈なBJファンなのだそうだ。知らない顔だらけのFCTで一方的だけど知ってるお顔を見たことで勝手に少しホッとした私。もっとも話しかけに行くわけもなく、DCさんはそんなこと知りもしませんが(笑)吹き抜けのロビーにはBJファン手作りの垂れ幕が所狭しと掲げられていて圧倒される。自分も相当のファンだと思っていたけど、FCTに参加する人は私の数倍BJに情熱を傾けているように見えた。すごいの一言。

その後すぐNさんとSさんとAちゃんに会った。3人とも腕に黄色いテープを巻いている。テープには黒いマジックでBSWJBJと書かれていた。「なに、なに?このテープ!」「今日ファンピットに上がれるんだって!」「ええ〜!いいなあ!」「セクション3の人は今日上がれるみたいよ」どうやら今日と明日で全員上がれるらしい。「うそー!」一気に舞い上がるぼなっちとKさん。まさか、まさか、ファンピットに上がれるなんて思ってもみなかった!日本公演で何度応募してもダメだったのに。ピットに上がる人をうらやましいな〜〜とずっと思っていて、目の前にジョンが来るってどんな気分だろうと一生懸命想像して、でもあくまで想像でしかなかった。それが、最後の最後で、しかも聖地GSで現実になるなんて!神様は最後にご褒美をくださったのね〜〜!(T▼T)生きててよかった〜!(爆)

なおみさん写真提供ありがと〜。
下の部分の
I'll sleep when I'm dead tour
Date:
Venue:
という文字は切り取り線があって青い部分から切り離せるようになっていたそうです。

さっそくレジストレーションの場所に行ってみると、部屋の奥の方でイスに座ってポスターを売っているご夫人が二人。そのうちの一人はテレビで観たことがあるお顔。うわ〜〜、ジョンママだ!本物見ちゃったー。貫録タップリ。なんか近づきがたい雰囲気。ぼーっと見ているとKさんがポスターに吸い寄せられて行く。Kさんはポスターしか目に入ってない様子。け、Kさん、目の前にいるのがジョンママよ!気づいてる?ポスターはなぜかKeep時代のもの。DateとVenueの部分が空欄になっていて、いかにも売れ残りポスターといった感じだったが写真はなかなかカッコイイ。熱心に物色しているKさんをじーーっと見ていたジョンママ、まるで網にかかった獲物を射止めたかのごとく突然営業モードに突入。「これと、それで何ドル!お買い得よ!さあ、どう?!」私はあっけにとられた。世界のロックスター、ジョン・ボン・ジョヴィを生んだ人。アメリカのBJ番組にたびたび出演し、インタビューに応えていた白髪に真っ赤な口紅をした上品なご婦人。ジョニーズ・チャーチ・オブ・ロックンロールのビリーバーにとってはジョンがキリストならジョンママはマリア様みたいなものだ。初めてそのマリア様にご対面 した時の彼女の第一声が売り込みの言葉だったのだから、私のあっけにとられた気分もお察しいただけるのではないかしら?(笑)

しかし次にびっくりするのはそのジョンママのほうであった。売り込みをかけた日本人ファンに思いっきり「NO!!!」と断られたジョンママ、あごを引いて「オウ!」っと言ったまま絶句して固まってしまったではないの。なんかオウムみたいだったよ(爆)後でKさんに聞いたら何か別のことと勘違いして断ってしまったらしい。その後、すぐにジョンママは私たちがレジストレーションでもらった番号札を何か別のオークションの札かなにかと勘違いしたらしく、いきなり大声でスタッフを呼んで「ちょっと!なんでこの子達、もう番号札持ってるのよ!」としかりつけた。なんのことかさっぱりわからない私たちはその場で硬直。ジョ、ジョンママってきょわい…!誤解はすぐ解けたけど、なんだか眉間にしわよせて怖いので、急いでその場を立ち去った。てなわけで初対面の印象はキョーレツでしたわん。もっともライブ後、さらに激怒させることになるのだけど…(苦笑)

レジストレーションではチケットと首から下げるFCTのラミネートをもらう。チケットを見るとセクション3!うおー!今日上がれるのね!しかも3列目!うう、ありがたや…(涙)さっそく黄色いテープを巻き付けてもらいに行くと、巻き付け係はジョンパパだった。ジョンパパもこれまた貫録たっぷりでニコリともしない。顔はゴッドファーザーに出てきそうに渋くて素敵なおじさまではあるけれど、おなかの出具合はいかがなものか。顔と体の印象がちぐはぐ。しかも頭でかっ!そうか、ジョンの頭のでかさは父親ゆずりだったか。ジョンパパは私に黄色いテープを巻く時はユルユルに巻いたのに、Kさんの腕に巻く時はピチピチに巻いて、このままじゃKさんの手首から先に血が回らないんじゃないかと心配してしまうほどキツキツだった(笑)

チェックインして2時30分にGS行きのバスに乗り込む。空を見上げると今にも雨が降りそう。Nさんによると今日はサンダーストームとう予報だったそうだ。そんなあ〜〜!お願い、降らないでくれー!バスは出発時間をとっくに過ぎているのにまだ出発しない。40分以上待たされてようやくスタッフが乗ってきた。「FCTに初めて参加の人?」「ハーーーーイ!」うわっ、ほとんどが初めてなのか!ちょっとびっくり。そしてスタッフが「今日の前座はグーグードールズとシェリル・クロウ」と言い放った。みんな、「えええ〜〜〜!!!」まじで?まじで?いつ変わったの?!バスの中騒然。ぼなっち大興奮でさっそくOさんに携帯電話。「前座、グーグーとシェリル・クロウだって!」そう知らせた直後にスタッフが一言。「ごめん、間違えた」ぼなっち、がっくり。なんだよー、まるでOさんにイタ電したみたいになっちゃったじゃんかっ。「ごめんねー」と言って電話を切った。

やっと出発したバスの車内でスタッフが今日の予定をしゃべったけど、まだ何をするかスタッフも知らされていないのだという。サウンドチェックじゃないのかなぁ?窓の外にはGSが見えてくる。おおっ。戻ってきたのね、この場所に…!でも2年前の青空とはうってかわって灰色の空をバックに建つGSを見ても、なんだか実感が沸かない。分厚く重なる雲を見ているとワクワク感も少ししぼんでくる。あ〜あ。晴れていたらどんなによかっただろう。

ゲートの前でまたまた長時間待たされる。もうトータルで一時間以上待ってるんじゃないの?ライブの前に長時間立つのはごめんだよー。するとセキュリティがやってきて、ビニール袋の持ち込み禁止だから中身を全部出せと言う。透明な袋ならいいけど、中身が見えない袋はNGだそうだ。ええー。うちわとカウボーイハットと雨がっぱと垂れ幕とルミカを胸に抱いて会場入りかい。我ながら間抜けな姿。セキュリティが注意事項を言う。「会場内では走らないように!席は早い者順ではないので、あせる必要はありません!みなさん、ライブでのご自分の席に座るように!」その言葉を信じてのうのうとしていた私がバカだった。会場内に入ったらちゃっかり早い者順でみんなイス取り合戦じゃんかよーーー!やられたっ!そうだよね、アメリカってこういう国よね(爆)でも幸いにして7、8列目に座れたのでよかった。私の隣は珍しく黒人の女性ファンだった。ここでもまた待たされる。ほんとにBJは出てくるのか?私とKさんと、ルームメイトの二人の日本人女性のうちの一人がウチワを持っていたら前の席のアメリカ人が話しかけてきた。KさんとHさんのウチワが好評だったので、私も自分のウチワを見せたのだけど、「私はこっちがいいわ」とHさんのウチワのジョンを指さして、私のは却下された。うぐっ(T▼T)

時刻はすでに4時を過ぎていたのではないだろーか。2時半から散々待たされて完全にだらけきって油断していたら、ヒュー側のバックステージからふいにジョン登場でおおあわて。片手を挙げてふらっと出てきた。おおお〜!近い!近い!昼間に見るジョンもオツだわー。使い捨てカメラであわててパシャリ。(あ、ちなみに現像した使い捨てカメラの写 真はスキャンしないとここに載せられないのだけど、会社でスキャンするチャンスがなかなかないので、しょうがないから写真を写メールで撮ってPCに転送してここに載せました(涙)そのうちちゃんとした写 真に変えます。あしからず)

普段着姿のジョン
いつもはぴったりジーンズじゃないのね
貫録のジョンママ

悔しいことにしゃべってた事をほとんど覚えてない(T▼T)わかってなかった部分も多々あり。最初に来てくれてありがとう、みたいなこと言ってたと思うんだけど。メンバーはまだ来てないんだ、ってジョンが言ったらファンのみんなが「オ〜〜ウ」ってがっかりした声を出してた。あ、あとどこかで「ハイ、マム!」ってジョンママに挨拶してた。親子の交流を目の当たりにするのも地元公演ならでは?すでにみんな聞いてると思うけど…と言ってフットボールチームの買収話も。これからこのフットボールチームもよろしくね、って売り込み忘れないところもさすが親子(爆)ジェシーくんをクォーターバックにするとかなんとか言ってたような?もちろん冗談だろうけど。アコースティックアルバムの音源を2曲ほど聞かせてくれるようなことを言って、ブートレッグ屋は録音するなら絶好のチャンスだぜ、なんて冗談も飛び出した。でも、そのうちに電力がすべて落ちてしまって、マイクもダメになっちゃった。するとジョン、マイクをあきらめて大声で、All the power is down.って。ああああ〜!マイクを通さないジョンの生声がハッキリ聞こえたあ!生声が聞こえるくらい近くにいるんだあ…!この時、初めて実感。じぃ〜ん。昔、BSWJBJで、バックステージでジョンに会えたファンのレポートを読んだことがあった。そこに、「マイクを通さない生のジョンの声を聞いてみたいとずっと思っていた。それが実現して嬉しい」って書いてあって、心底うらやましいと思ったものだ。それを思い出して、私も聞けたんだと思うと感無量 だった。そんな私の思いなど知る由もなく、マイクが使えないジョンはちょっと間が持たないようで、そのうち、「(大声でしゃべって)咽を痛めたくないからそろそろ行くよ」と言ってバックステージに消えてしまった。ああ〜ん!結局しゃべったのは10分にも満たなかったか?その後、ほんのちょっとだけアコギCDの音源から数曲流れたけど、特に気に留めてなかったのでKeepのアコギ以外あまり記憶にない。今思えばちょっともったいないことしたかな。

ひとまず自分の席へ移動することに。あらためて自分の席を見てびっくり。私の左隣がKさんで、右隣が通路だったのだけど、その通路の先にはボーカルのマイクスタンドが。つまりこの通 路が真ん中なわけだ。その3列目って、もしかして自分史上最高の席じゃない?!しかもGSはリッチーとヒューまでの距離がドームに比べて異常に短い。ステージ全体が中央でコンパクトにまとまっている感じ。こうなるとリッチーサイドとかヒューサイドとか関係ないな。メンバーみんなが近くに見えるはずだ。正直言ってこんなに良い席がもらえるなんて思いもしなかった。地元公演だから一番良いセクションは全部親戚やら知りあいやらに占領されるか、あるいは最前列などは日本のようにダフ屋が高値で買い占めてると思ってたの。 でも中央最前列も確かにバックステージャー。一番良い席をファンに開放してくれたところに、BJの思いを見た気がして感動した。

「ここだったら垂れ幕も見てもらえるかもね〜」と喜んだのもつかの間、私の前にいる最前列の二人と二列目の女の子を見て、私たちは一気に暗たんたる気持ちに…。なぜってこの三人がものすごーーーく美人なんだものーーーーーー!!!最前にいるカウボーイハットにヘソ出しルックのナイスバデーギャル達はいつだったかなにかのビデオだか番組に映っていたファンに似ているような…。そして私の前の金髪で長身の女性の美人度はモデル並!絶対この人普通の人じゃないっ!「こんな美人がたくさん前にいたらジョンは彼女達にくぎ付けで私たちなんてかすんじゃって、ちらりとも見てもらえないよ〜〜!」まじでガッカリしました、ええ。後でわかったことだけど、私の前の長身金髪美人はリッチーを撮ってるビデオカメラマンの彼女だったらしい。トイレ行って戻ってきた時に濃厚キスしているのを目撃。どうりでずーーーーーっとおしゃべりしてると思った。スタッフなのに仕事もせずにファンと話ばっかりしてんなぁーって思ってたんだけど、そういうことかぁ。「で、でもさぁ、アメリカ人って友達同士でもキスすることありそうだし…」と私が言ったらKさんがきっぱり、「いや、あのキスは思い入れたっぷりのキスだった!」その言い方がなんだかおかしくて爆笑してしまったぼなっちであった。「それにあの彼女、FCTのラミネートつけてなかったよ」Kさん、めざといなぁー!ぼなっち感心。ラミネートは肌身離さずつけるよう言われているのにそれをしていないとはやはりただものではないのかも。並外れた美人だし(爆)「でもさぁ…あんなきれいな人の彼氏があのカメラマン?」Kさん!私もちらっと思ったけど、口に出さなかった一言を言いましたね!(爆)

そうそう、そのカメラマンはその後ろに私たち日本人4人がいることに気づくと「横浜公演には行った?DVDが出るんだよね」と言うではないか!ルームメイトのHさんがすかさず「でも横浜DVDはキャンセルになったって聞いたけど」と言うと、驚いた表情を浮かべて、We are still working for that.と言った。うっそおーーー!一瞬希望を持ったけど、スタッフの言うことだからと言ってすべてをうのみにしてはいけない。なんせこのカメラマンはジョンがオックスフォードでスピーチしたことを知らなかったのだから。Kさんが私が作った手作りTシャツを着ていたのだけど、そこに書いてあった「Take mental pictures」うんたらの文句を読んで、「これってジョンが言ったの?」というから「そうよ。オックスフォードのスピーチで」と言ったら「へえー」ってな顔をしてたん。スタッフは仕事としてやってるんであって、ファンのようにすべてを知りたい衝動がないから、意外とファンに比べると持ってる情報は少なかったり、古かったりするのかもな、と思った。

そうこうしているうちに気がつくとスタンドには観客がちらほら。5時の開場時刻が過ぎたらしい。ライブの時間が刻々と迫っていた。

つづく。


 

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