カーソン:心配しないで。バンドはすぐ戻ってくるよ。彼は演技もするし歌も歌う…しかもすごいハンサムだって気づいたよ。JBJです!

Bad Name のBGMと共にジョン登場。

カーソン:NJ州知事になるために音楽捨てることだって出来そうじゃない?問題ないよ。(観客きゃ〜!)

ジョン:(満面の笑顔で)悪くないね。

カーソン:今日は来てくれて嬉しいよ。

ジョン:サンキュー!オレもお招きにあずかって嬉しいよ。

カーソン:たくさんのファンが会場に来てるんだ。今一番後ろにノエルとその友達のジョエルを柵に囲ってるんだけど…このインタビューの間、君に危害を加えたらマズイと思ってね。(観客爆笑)ノエル、聞えるかい?

ノエル:聞えるわ。

カーソン:ここに彼女達がどれだけファンかっていう証拠があるんだけど…。

ノエル:そう、私たち親友なんだけど、すべてのライブに行って、写真を撮って、アルバムにして、スクラップブックに保存して…(ジョン、満面の笑み)

カーソン:そしてこんなものを見せてくれたけどこれは何?(ビニール袋に何か入ってる)犯罪の物的証拠みたいだけど(観客爆笑)

ジョエル:それは初めてジョンにサインをもらった時のものよ。そうやってビニール袋に保存しておけば誰かに指紋をつけられる心配もないでしょ。

  We go all the live appearances... Looks like a crime scene. This is the whole album of...
For 20 yrs I see these flash bulbs go off... I'm up there for singing, flash bulbs are going off every night...and I keep thinking... This is exactly what they are gonna look like... Have you ever gotten a picture actually with Jon?


カーソン:それでこのペンが実際に彼が使ったものなの?

ジョエル:そうよ。

ジョン:オレはてっきりモニカ・ルインスキーみたいなことになるのかと(笑)

カーソン:染みがついたナプキンも入ってるぞ!これで何をしたんだ?(笑)そしてこの写真は何?(みんなに写真を見せて)見えるかな?

ジョン:え?何なに?

カーソン:このアルバム全部失敗作じゃないか!全部だよ!(観客大爆笑)

ジョン:(喜々として) 20年間ずっとギグでフラッシュがバシバシたかれるのを見てきたんだ。こうやって歌ってる時にたえずフラッシュが毎晩あっちこっちからたかれて、ずっと考えてたんだけど、これがまさにその結果なんだね。みんなかわいそうに!全然映ってないじゃないか!(笑)

カーソン:ジョンと一緒に写真を撮ったことはあるの?

ノエル:現像してみた結果がそれよ。(ジョン:ガッハッハッハ!)この子の写真のスキルのせいね。(隣の友達を指さして)

ジョン:いつもどんな出来なのかと思ってたんだ。

カーソン:今日ここにジョンがいるから、彼がいいと言ったら君たちをここに呼んで写真を撮ってあげるよ。(観客拍手)

ジョン:アッハハハハハハ!ホントに何にも写ってない。みんなの頭と肩だけだ!(観客爆笑)

カーソン:それで君はいまでも高校時代の彼女と結婚してるんだよね?

ジョン:オゥ〜そうだよ。

カーソン:みんな彼の奥さんの名前は知ってる?

観客:(一斉に)ドロセア!(ジョン、目をぐるりと回す)

カーソン:みんな知ってるな。僕はロックスターでいる重要なポイントは女性をゲットすることだと思ったんだけど。

ジョン:J. Loのリストではオレはたぶん8番目か9番目さ。オレの番まで待ってなきゃ。すぐ回ってくるさ。

カーソン:ベンは何番?今は彼が一番じゃない?

ジョン:彼は3番か4番目だと思うよ。オレは9番。でもすぐ順番が回ってくるさ。(観客が何か言って、ジョンがニッコリ見据えると投げキッス!観客キャ〜!)女性に関しては、最初に正しい選択をしたからこじれることはないんだ。(観客低い声でウ〜)おいおい、頼むよ。(ちょとうんざり顔?)

Oh...this is great.   I think I've got the girl thing right the first time, and you don't mess with that. (Awww)Oh...please... Where's the old picture of Jon? Just once.

カーソン:言うまでもなく彼女は黒帯だしね。そうだろ?

ジョン:そうさ。

カーソン:それもうまくいってる理由だね。さて、ちょっとジョンの古い写真でも見てみようか。

ジョン:おいおい、やめてくれよ。

カーソン:ほんのちょっとだけ。一回だけだよ。

(スーパーマンTシャツに短パン姿のジョンの写真が出る)

ジョン:(口をとんがらせて苦笑いすると頭を振る)おしゃべり嬉しかったよ。さぁ、もう行かなきゃ。(立ち去るふりをする)

カーソン:長髪がはやった時代だったよね。

ジョン:休みの日にわざわざ来たのに80年代の写真なんかひっぱり出してくるんだもんな。

We are gonna be liked by some and not by others but at least if you come to one of those shows and hear those records, you know that it's honest. It's real. We don't pretend to be someone else. I'm not gonna put rap on because it's fashionable. -JBJ

カーソン:必ずしも多くのバンドが君たちぐらいに長くやってるわけじゃないよね。みんな浮き沈みがあって…今でもこんなに良くいられるのには何か単純な理由でもあるの?ファンとの間にはケミストリーが存在するのは知ってるけど、それが続くだけじゃなくて今でもすごく良い状態だよね。競争力も持ってる。

  Nice to see you I gotta go! I'm not gonna put rap on because it's fashionable. It was a begining of a...as you mentioned a sort of Seattle grange scenes..

ジョン:言ってみれば「適切」だったってことだと思うんだけど、あるべき道から逸れなかったんだ。もし83年当時ファッショナブルだったものを追いかけていたら…それはカルチャークラブやシンディ・ローパー、ルック・オブ・ザ・キュアだったわけだけど、95年にはシアトル出身のグランジバンドのふりをしなければならなかっただろうし、2000年にはダンスを習わなければならなかっただろう。ダンスなんて全然できないのにさ(笑)つまり流行は過ぎ去っていくものなんだ。オレ達が自分達が何者なのかを考えた早い時期に学んだことは、自分たちに忠実でいよう、ってことだった。ジャージーに戻って、自分の知ってるものから離れず、やることをやる。(観客歓声を挙げる)ある人には気に入られて、ある人には気に入られないかもしれない。BJは好かれもすれば嫌われもするだろう。でも少なくともショウに来てレコードを聴いてもらえばわかるはずだ。オレ達が正直だということがね。本物だ。他の誰のふりもしていない。ラップがファッショナブルだからってそれで身を包もうなんて思わない。

カーソン:そうだね。92年頃のことを教えてほしいんだけど…その年に僕はラジオを始めたんだけど、その年は君が言ったようにシアトルからグランジが出てきた年で、ニルヴァーナやパール・ジャム、サウンド・ガーデンなんかが人気のラジオを侵食していって、君たちにはツライ時期だったと思うけど…Keep The Faithは92年にリリースされてビルボードチャートで初登場5位を飾ったよね。あの時音楽業界で何が起こったか詳しく話したいんだけど、バンドとしてどうやって生き延びたんだい?他のバンド…えっと

ジョン:同業者?

カーソン:そう、彼らが消えてしまったのに。

Looking at my shoes kinda mentality...   I wonder what it sounds like with Jagger and Richards in a car!  

ジョン:意識してのことではないけど、あの頃起こったことは…オレ達はすごい面白い時期を経てきたんだ、Slippery、New Jerseyを経て、解散するか、それともこれから先10年どんなバンドに成長していくか、そんなふうに模索していた時だった。オレは30才になって髪を切り…意識的に努力した結果じゃなくて、ただ新しい自分になったことを感じていて、Blaze of Gloryを書いて、そしてバンドに戻ってきた時、バンドとしての新しい状態に気づいたんだ。新たに言いたいことがあった。ロス暴動があって社会意識に目覚め、Keep The Faithを書き、ベルリンの壁が崩れたことで新しいドイツの姿が出来上がろうとしていた。それによって社会的なことを発言したくなった。カート・コバーンは…マンネリ化していた音楽業界が必要としていた一撃だったと思う。カート・コバーンの出現はすごく良かったと思うよ。そうやって力のある者だけが残るんだろうね。

We would be the biggest band in the world and had Slippery When Wet, New Jersey and Blaze of Glory all No.1 records right in a row, playing every stadium...I'm not gonna say I hate this. -JBJ

カーソン:音楽の方向性を変えないことはどれだけ辛いことだった?

ジョン:ちっとも辛くなんかないさ。だってそれを見てみたところで、それはただ単純に「オレ達」ではないんだから。オレにとっては自分の足下を見つめてシアトル系の音楽に乗せてこうやって(小刻みに体を震わせて)自分の内面の葛藤を歌うなんて…(急に早口で)オレ達は世界でもっともビッグなバンドのはずだ。Slippery、New Jersey、Blaze of Gloryといったナンバーワン・レコードを続けざまに出して世界中のスタジアムでプレイしておいて、急に足下を見て最悪の人生だ、なんて言う気はないよ。オレが13才だった頃思ってたことは「エアロスミスやレッド・ツェッペリンみたいなビッグなバンドになるんだ!」ってことだったんだから。だからたとえ時代が移り変わってもそれはオレ達にとって正しいことじゃなかった。オレ達はオレ達の流儀でもっと何かを言わなきゃいけなかったし、もっと何かにならなきゃいけなかったんだ。

カーソン:では君の流儀で、最近の若いアーティストのことをどう思う?ラジオ局のイベントなどで会ったりすることもあると思うけど、リンプ・ビスキットとか、リンキン・パーク、キッド・ロックなんかは?彼らの音楽に対する姿勢なんかをどう思う?

ジョン:キッドは素晴らしく多才な奴だよ。すごく賢い男だ。デトロイトのショウを見に来てくれて、ショウの後何時間も一緒に過ごしたけど、最高だったよ。オレの子供たちはBJのアルバムよりもリンプ・ビスキットとかリンキン・パークの方を良く聴いてるしね(ジョンがいたずらっぽく笑うと観客も笑う)そんなわけでオレも好きだよ。エネルギーに満ちあふれているし、最近の音楽は好きだ。グーグードールズは毎晩聴いてるし(観客から歓声)マッチボックス20とか、ジョン・メイヤー、デイヴ・マシュー、みんな才能があって凄いと思うよ。ザ・コーリングも将来性がある。だからまだまだ良いものはあふれてるよ。

カーソン:じゃあいつになったら全部やめて太って、ジャイアンツを追っかけるようになるんだい?

ジョン:…(笑)NJ州知事になった後かな(笑)(観客大歓声)(急に真剣な表情になって)わかんないな。

カーソン:その時がヒット曲作りをやめる時?例えばマイケル・ジョーダンはもうコートにはいたくない、ただコートにいる気分じゃないと思ったらやめると言ったけど。

I would walk away before we're pulling the history of it away...the legacy. -JBJ

ジョン:それはすごく大事なことだろうね。オレ達の歴史や…伝説を汚す前にやめるだろうな。でもこの間、ギグを終えて空港までの道のりをリッチーと一緒に車に乗っていたんだけど、二人ともこんなふうにブフッフガッゴッホン(鼻を鳴らしたり、咳込んだり)それでオレが「(ピー)ジャガーとリチャーズが一緒に車に乗ってたらどんな音がするだろうな」って(一同大爆笑)そしたらリッチーが「オレ達よりオヤジ臭い鼻水垂らすぜ」って(笑)でも、オレはいつだって謙虚になって毎日でも彼らの荷物を持つよ。彼らはストーンズなんだ。彼らを見てればどこまで現役でいられるかの基準がわかるよ。

カーソン:そうだね。さて、ファンの彼女達と写真撮ってもらってもいいかな。それからお別れしよう。

ジョン:カモン!(手招きする)

カーソン:(ファンが持ってるポラロイドカメラを見て)それって今日買ってきたやつ?いくらしたの?

ジョン:オレも他の写真みたいに背中を写そうか(笑)

カーソン:はい、ワン・ツー(パシャリ!)ではここでCM!この後さらにBJが演奏します!

CM明け

Thank you for the fans. Culminating at Hyde Park...

カーソン:さっきジョンに聞いたんだけど、車の中で鼻水垂らしてたって?

リッチー:そうなんだ。おもしろい話だろ。最近よく起こるんだよね。

カーソン:ツアーの調子はどう?

リッチー:ツアーはすごく良い感じだよ。ファンのみんなありがとう。ショウはすべてソールドアウトだし、ヨーロッパでは25ヶ所のスタジアムでやってハイドパークがクライマックス。2晩のジャイアンツ・スタジアムもソールドアウトだ。みんな見に来てくれよ。(観客キャ〜!)

カーソン:また君たちが戻ってきてくれて嬉しいよ。BJで、The Distanceです!

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